ワーキングホリデーの事を振り返る。
今日は私がワーキングホリデーでカナダ、トロントに滞在していた時のことを振り返ろうと思う。
私が大学2年生の時、
「高校受験して大学入ったのに、何もしてないなぁ。遊べる時に遊んどこうとは思うけど、
こんなに時間もあるし、何かしたいなぁ」
そんなことを当時の私はぼんやりと考えていた。
私の大学は国際交流が盛んな大学で、留学生もたくさん来ていたので、
「海外留学」という言葉に連想する機会は無意識にも多かったと思う。
また、ここ数年でITやSNSの発達もあり、
「グローバル化」という言葉がトレンドになっていた。
そんなこともあり、
「一年間海外に行こう」と決めた。
学生の私が最初に思いついたのが、
大学提携の「交換留学」だった。
ただ、大学の提携先ということで、
定員があったり、成績での審査があったり、
自由度が少なかった(成績があまり良くない私には)。
それ以上に一番大きいかったのは、
「お金」の問題。
やはりここが一番シビアだったので、
当たり前の話ではあるが、
ここをなんとか解決しないと海外には行けない。
向こうでの生活費をいかに工面するのか。
そうなった時に、一番いいと思ったのが「ワーキングホリデー」だった。
何せ向こうで働けるのだから。
そうとは言っても、仕事が決まるまでの滞在費や飛行機代、海外保険など、
諸々かかってくるものはある。
語学学校も行ってみたいなと思い、
計算してみるとざっと100万円は必要だなという計算になった。
「100万かぁ、なかなかの額だな」
ただ逆に言えば、100万円あれば海外生活ができるということ。
「よし、やることは一つだな」
そこからはバイト三昧の日々。
夏休みも朝から夕方までは引越しのアルバイト、
夜は居酒屋でアルバイトを掛け持ちし、
夏休みだけで50万円貯めることができた。
海外留学する学生の多くは、親にお金を工面してもらうことが多いだろう。
お金に余裕がある家庭に生まれたなら、
それを有効活用することは別に悪いことではないと思う。
ただ、私の家にはそのような余裕はなかったので(決して貧乏ではないが)、
自分でお金を稼ぐという方法しかなかった。
しかし、
この「自分で稼いだお金で海外に行き、向こうでも自分で稼いで生活する」ということが、
自分の留学の肝になったと思う。(その話はまた後日)
とにかく、
そんなこんなでなんとか120万円までお金を工面することができ、
大学2年生の3月にトロント行きの飛行機に乗ることができた。
続く
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